爪周囲炎
症状
急性炎症では爪の周囲の痛み、発赤、はれがあり、進行すると膿がたまります。ずきずきする痛みで、眠れないこともあります。
原因・病態
爪周囲炎は、ささくれ(さかむけ)、ふかづめ、陥入爪、マニキュア、爪を噛むくせなどの原因で化膿薗が侵入して発生し、爪の根もとに向かって化膿が進んでいきます。(この他にも、指先の腹側が化膿するひょう疽という病態があります。)
診断
爪の側面、爪の付け根の痛み、発赤、はれがあらわれ、進行すると膿がたまって黄色くなります。爪の下に膿がたまることもあります。
治療
初期には抗生物質と冷湿布で治療します。膿がたまっているときは、切開します。爪の下にまで膿がたまっていれば、爪を切除して膿を出す必要があります。
CODE MB(1)289
2000年3月作 成
2003年10月第3刷
2000年3月作 成
2003年10月第3刷